漫画のジャパネスクで、貴族の殿方は
烏帽子を被った姿で描かれることが多いです
登場回数が圧倒的に多い高彬は
冠だったり烏帽子だったり、で登場します
融やお父さんはほぼ烏帽子姿。。。
烏帽子も冠も、
スポって、ただ被ってるだけだと思ってたんですよね
現代の帽子みたいに
それにしては横になっても脱げないし、
よっぽどカッチリ頭にハマって脱げにくい被り物なのだなあ、と思って
あまり深く考えていませんでした
この度、改めてググッてみますと
冠も烏帽子も、髷を使って固定されてるんですって!
赤の矢印で指し示した棒(?)が髷を貫通することで
固定されている、らしい。。。
改めて漫画を見直したら
上記のように、ヤマウチ氏はきちんと描いてらっしゃった
固定の解説図はコチラ
髷って実用性あったのね、
と結構ビックリした次第
烏帽子も方法は違えど、髷を使って固定しているのは同じなようです
でも、禿げたらどうするんでしょうねぇ。。。
男性の被り物で、
私がずっと気になっていたのは
ローマ法王のお帽子
すぐ脱げそうだけど、ヘアピンか何かで、固定しているのだろうか
と長年疑問に思っていたのですが
(我ながらしょうもない疑問。。。)
これまたググッてみると
こちらは固定されていないようです
簡単に交換できます
なぜ公然と帽子のお召し換えをしているのでしょうか
そっちのほうが気になりますが。。。
子供に取られたりもします
脱線しましたので
ジャパネスクに戻りますが
高彬が烏帽子を着けていないシーンは
これまでは、脱げちゃったからそのままにしてたのかと思ったのですが
わざわざ脱いでいたんだなあ、という新たな発見があったのであります
#なんて素敵にジャパネスク
#氷室冴子
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#高彬