日曜の朝、洗濯物を干しにベランダに出ると、焚き火の臭いがした。
我が家は街なかにあり、焚き火は禁止だと思うのだが、不思議に思う。
ここに引っ越してきて10年、そういえば焚き火の匂いがすることは何度かあったなあ、と思いつつ、買い物をしに家を出ると、なんと、近所で餅つきをされていた。
家族経営の会社なのだが、ガレージを開け放って、路上(多分、公道。。。)の真ん中にドラム缶で作ったと思しき、もち米蒸し器が。。。
薪をくべて蒸しておられたよ。
すごく立派な蒸し器で、和菓子屋さんもビックリなサイズだった。
ドラム缶の火の中には、アルミホイルで巻いたサツマイモも端の方にならんでいた。
焚き火の匂いの原因はこれかあ。。。
奥に目をやると、臼と杵
ガレージ内では、ベニヤ板の簡易テーブルで女性陣がお餅を丸めている。
餅つきは男性、お餅を整形するのは女性、とジェンダーにより明確に仕事が分けれられている。
昭和っぽくていいね。
そうだよね、そうだよね
ここでは誰も、うるさいこと言わなさそう。
総勢30名くらいの餅つきだった。
道に並べられた細長い会議机には(たぶん公道に)、和洋の色々なお酒、ミカン、大量の紙コップがキレイに並べられていて、道を挟んで、更には焼き鳥まで網で焼かれていた。
おでんも配られていた。
私はただただ眺めていた
(客ではなく、ただの通りすがりなので)
餅つきと忘年会が合わさったような、一大イベントだった。
気がついたら、年配の男性がバタリと倒れて、担がれていたが、誰も慌てておらず。。。
いつものことなのだろうか
12月初めにお餅を作ったら、常温保存だと、お正月に食べるのは難しいような気がするから、冷凍にでもするのだろうか
夕方、洗濯物を取り込むと、スモークされた匂いがした。
餅つきとも、焚き火とも関係無いけれど、同じ日の娘のイタズラ。
カーテンがベストを着ていた