2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「すべての映画はアニメになる」押井守

最近、押井守さんの本を読んでいるのですが ことごとく対談集なんですよね 検索して引っかかった本を読んでいるのですが、どれがご本人が書いた本なのか、図書館の検索サイトだけではわからないんですよね。。。 この対談集は、宮崎駿さんとの対談もいくつか…

「嫌われ松子の一年」中谷美紀

映画「嫌われ松子の一生」 主演女優、中谷美紀さんによる2ヶ月間に渡る撮影日記です というのが一目でわかってしまうという、このタイトル、すごいですよね 誰が考えたんだろう あったま、いいなあ。。。 日記形式なので、日付が書かれているのですが、日記…

「大仏ホテルの幽霊」カン・ファギル

高校の国語の先生が 「知識がないと読めない本」が大人になるとある ということを話されていたのですがまさにこの本が、そうでした 韓国の歴史も アメリカの小説家も 全く知らない私 には、正直ちんぷんかんぷんでした 実在する小説家(日本人ではない)が二…

「微生物ハンター、深海を行く」高井研

タイトルだけみると、 素人微生物マニア(自分で書いていてなんなんですが、いるのか、そんな人)が書いた本かと思うのですが (え、そんなこと思うのは私だけですって?) 高井研さんはプロの研究者です (なに、この表現) 国立研究開発法人 海洋研究開発…

「裸の大地 第二部 犬橇事始」角幡唯介

ウヤミリックが死んじゃった。。。! いや、いつか死にますよ。。。 でも、主人である角幡唯介さんの腕の中で死ぬならともかく。。。 という、衝撃のラストで終わった「犬橇事始」 「裸の大地 第一部 狩りと漂泊」も読んだのですが、こちらの犬橇事始のほうが…

「女を書けない文豪(オトコ)たち」イザベラ·ディオニシオ

敬愛するイザベラちゃんの第二作品目 平安古典に関するエッセイで作家デビューしたイザベラちゃんですが 実は専門(専攻かな?)は日本近代文学だそうです えっ なのに日本古語が読めるって イザベラちゃん どんだけ〜 なんか、日本人としての、 自分のスペ…

NHK大河ドラマ「光る君へ」第1四半期

あんまり真面目に鑑賞しておらず、見てもスマホの小さい画面なので、理解度はすごく怪しいのですが 四半期クライマックス(勝手に命名)の花山天皇出家事件が終わって まあ、色々考えたよね 主人公まひろと道長の恋路が、ストーリー展開の邪魔だと思ってるの…

ファーストクラス級ホテルで晩御飯

本当はホテルの名前出そうと思っていました。 が ちょっとぼやかしました。 一人きりになれる夜があったので ゆっくり食事がしたいと思い 某ホテルの晩御飯を予約しました。 最寄り駅から車で◯分としか記載のないホテル。。。 歩いて行くゲストなんてほとん…

「青池保子さんのカラー原画は美術品」

一番好きな漫画は何かときかれたら 青池保子さんの 「エロイカより愛をこめて」です。 魅力的なキャラ(ほぼおじさん)が山のように出てくる漫画ですが イケメンでかっこいいのに、少佐に片思いなゴージャス伯爵はやはりかわいい (作品中、ほぼ一人で少女漫…

「アメリカの常識 日本の常識」松岡陽子マックレイン

1989年に出版された本で、この本が出たとき、著者は30年アメリカに住んでらっしゃったそうなので、ここに書かれているアメリカは1960〜1980年代ということになるかと思います。 「常識とは偏見のコレクションである」 というのはアインシュタインの言葉だっ…

中谷美紀を「読む」2

中谷美紀さんが20代から30代の頃に書かれたエッセイを読みました。 ロングヘアーの中谷美紀さんが、新鮮な感じがしますね。最近は肩にかかるくらいの髪型(昔風に言うなら、前髪のない禿か?)を維持してらっしゃるので。 私としては、最近のエッセイよりもこ…

え、前世?!

ちょっと早めのホワイトデーに頂いたチョコレート 20歳ほど年上の素敵なシルバーグレイのおじさま(おじい様?)から(同じ会社にお勤めの方です)いただきました。 パッケージも素敵ですが、めちゃ美味しかったです それにしても、なんて素敵な女子が描かれ…

「なまみこ物語」円地文子

「なま」いうのは「偽物」「インチキ」という意味で使われており、 つまり「インチキ巫女のお話し」です。 なんか、私がこう言うふうに書いちゃうと、コメディか?と捉えられえてしまいますが本筋は悲劇なんだと思います 時代は一条天皇が11歳から19歳 つまり…