「青池保子さんのカラー原画は美術品」

 

一番好きな漫画は何かときかれたら

青池保子さんの

エロイカより愛をこめて」です。

 

魅力的なキャラ(ほぼおじさん)が山のように出てくる漫画ですが

イケメンでかっこいいのに、少佐に片思いなゴージャス伯爵はやはりかわいい

(作品中、ほぼ一人で少女漫画らしさの華という「任務」を負う伯爵。。。)

 

よっ!

さすが主人公!

 

青池保子さんの漫画が面白いのは言うに及ばず

(と言っても、全作品読んでないんですが。。。)

 

青池保子さんのカラー原画の美しさを

君は知っているか?!

(上から目線で失礼します)

 

画業50周年の時、京都マンガミュージアムで、原画展とサイン会が行われたのですが

カラー原画の美しさにボーゼンとなった私がいました。

 

なんちゅう美しい絵を書く人なんじゃー!

 

感動を通り越して、衝撃でしたね

 

サイン会の日、10時から整理券配布、とのことだった10時目指して行ったら、なんと「整理券配布終了」の張り紙が。。。

 

どゆこと!?

 

なんと、朝6時位から、整理券待ちのすごい行列ができてしまったので、早々に配布してしまったとのこと

 

しかも先着100名だったのを追加して配布

 

ミュージアムのスタッフのおじさんが

「こんなに人気あると思ってなかった。。。」

と、ぼそっとつぶやいてました

 

あまい!

あまいぞ!

青池保子ファンを舐めるな!

 

いやね、私は、整理券を貰えなくても近隣から来てるんで、まだいいんですよ

 

一緒に「整理券配布済み」の説明きいてた女性はキャリーバッグ持ってましたからね

 

彼女、遠方から泊りがけで来てはったと思います

気の毒に。。。

 

という思い出話はさておき

今回、画業60周年でまた原画展が開催されるということで

「あの美しいカラー原画にまた会える!」とスキップして(心理描写)行ってまいりました。

 

展示室1と展示室2に分かれているのですが、私は最初、展示室1が全てだと思って全集中力をそこに費やしてしまったんですよね。。。

 

いや、それぐらい見応えのある原画なのよ

 

展示室1で燃える尽きて灰になって出てきて

エロイカの原画は今回無いのか〜、とは思ったんですけどね)

 

順路に従うとなんと!

展示室2が!

 

入る前に、ソファで休憩したよね(笑)

 

展示室2の後半が「エロイカ」の原画ですよ!

 

伯爵、あんた相当時間と手間がかかってるよ!

こんの幸せ者〜!

 

という幸せな時間だった。。。

 

少佐も髪の毛一本一本に至るまで、すごく丁寧に描かれているんですけど、伯爵の衣装の模様とか、レースや宝飾の細かさとか金髪巻き毛のフワフワとか、。。。

 

手間のかかる男よのう、伯爵。。。

 

現在はカジュアルファッションに身を包む伯爵ですが、往年の伯爵の絢爛豪華さはスゴイわ

 

 

飛行機もめちゃくちゃかっこよかったなあ~!

一度は乗りたいルフトハンザ機

 

展示室2を出ると、学芸員の方による説明会がっ!

14時からでした。

解説してくださった可愛らしい学芸員さんの言葉は、まさにファンとして納得でした

 

青池保子先生のカラーイラストは、美術品です!!」

 

学芸員さんの青池保子さんへのリスペクトの数々の解説には、私も「わかるよ〜!」と抱きしめたい気持ちでいっぱいでした。

 

部屋はクーラーのききすぎで、めっちゃ寒かったんですけれど。。。

 

#青池保子

 

 

 

 

 

 

 

 

# 青池保子

#小磯良平美術館