2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧

「有明の別れ」南條範夫

原作古典の「有明の別れ」は とりかえばや物語と似たところのある物語ですが、 成立したのはとりかえばや物語より後、ということになっているようです。原作の古典では 男装の女君(「ざ・ちぇんじ!」(氷室冴子著)の綺羅君(女)に当たると思えばいいです…

恋愛初期の行動がワンパターン

今回は管理人のただの雑感です (いや、いつもか) 平安時代の上流貴族のデートはワンパターンである 夕方、もしくは日が暮れてから 男性が女性のところにやってきて 朝帰る (たまに帰らないこともある) ごくごくまれに女性が男性の元に行くこともあります…

「もしも紫式部が大企業のOLだったなら」 井上ミノル

「もしも紫式部が大企業のOLだったなら」 井上ミノル著 図書館で見つけてパラパラめくり ナニコレ 超面白そう! と借りました。 小倉百人一首の詠み人と歌を 現代風に解釈し、紹介している内容です ただし百首全てではなく、30首ほどとその詠み人について、で…