「もしも紫式部が大企業のOLだったなら」 井上ミノル

「もしも紫式部が大企業のOLだったなら」

井上ミノル著

 

図書館で見つけてパラパラめくり

ナニコレ

超面白そう!

と借りました。

 

小倉百人一首の詠み人と歌を

現代風に解釈し、紹介している内容です

 

ただし百首全てではなく、30首ほどとその詠み人について、です

 

 

めちゃくちゃ面白かったです

最後まで笑いっぱなし

 

最後に載っている「怨みまスゴロク」の崇徳院菅原道真のゴールが

 

『政府降参! 神社に祀られる』

 

あはははは

好きです!

こういうセンス!

 

個人的には第5部「もしむらテレビ局編」が、珠玉の名作かと。

 

とはいえ

どのページもめちゃくちゃ面白いです

 

この本のなかで個人的に好きなキャラは

和泉式部(魔性の女)

「私が誘うわけじゃないのよ。

男が勝手に寄ってくるの」

 

女に生まれたからには

一度はこういうセリフ吐いてみたかった(笑)

 

「難波潟みじかき蘆のふしの間も

逢はでこの世を過ぐしてよとや」

の詠み人

 

GFO伊勢

 

GFOは「Great不倫OL」の略です。。。

あはは

一生忘れないわ!

 

彼女のお色気っぷりも和泉式部ちゃんに負けないスゴイ、モテ女

 

うん?

確か「ショムニ」にもこういうキャラいましたね。。。

 

 

この本の面白さを言葉で伝えるのは無理です

 

作者のセンスに脱帽です

 

全てのページに井上ミノルさんの「愛」を感じる素敵な本です

 

どうぞ一度手に取られてみてください!

 

#もしも紫式部が大企業のOLだったなら

#井上ミノル