「大仏ホテルの幽霊」カン・ファギル

高校の国語の先生が

「知識がないと読めない本」が大人になるとある

ということを話されていたのですがまさにこの本が、そうでした

 

韓国の歴史も

アメリカの小説家も

全く知らない私

 

には、正直ちんぷんかんぷんでした

 

実在する小説家(日本人ではない)が二人出てくるのですが

かろうじて一人は

「あー、名前、きいたことある」

という(読んだことある、じゃないところが我ながら。。)レベルで。。。

 

韓国の歴史を(も?)全く知らない自分も発見しましたよ。。。

 

またチャプターによって、語り口が変わるのですが

けっこう読み進めないと誰かわからない構成になっていて

「誰やねん、これ」っイライラ(私だけ?)しながら読む羽目になり、精神衛生上よろしくない

 

翻訳者いわく「ゴシックスリラー」らしいのですが

それは、幽霊が出てくるから、なんでしょうか

 

まあ、他にも不審な死(階段から転げ落ちて首の骨を折って即死)が多発する、というのはありましたが

それって、建物の構造的欠陥なんじゃないか、と考えてしまう私が、どこかおかしいんでしょうか

 

幽霊というのは自分の国の幽霊じゃないと怖くない、というのを何かで読んだのですが

まさにそんな感じなのか

怖がりな私なんですが

そんなに怖くはなかったです

 

 

読者の知性というか

見識の深さというか

そういうものが試される本でした

 

たはは。。。

まあ、所詮そんなレベルの人間が書いているブログ、ということがお分かりいただけたかと思います

 

あ、読もうと思ったキッカケは日経新聞

書評です

 

以上

こんな駄文、読ませちゃってすみませんでした