牛田智大さんのピアノリサイタルに行ってきました。
彼を知ったのは浜松国際ピアノコンクールのドキュメンタリーでした。
ただ、このドキュメンタリーの主役が
「コンクール」だったのか
「牛田智大さん」だったのか
今でも分かりません
確か一位は、トルコのご出身の方だったように記憶していますが、全く触れられてなかった(一位なのに。。。)
80%は牛田智大さんに、カメラがロックオンされてた
このコンクールで2位を取られた時、牛田智大さんが、
「こんなに素敵な賞をいただけて嬉しいです。賞の名に恥じないようにしたい」
ということをおっしゃられていて
超凡人、というか才能無しレベルの私は
「一位になれなかった!チクショー」じゃないんだ!
王子は最後まですごいな、優雅だな
と、いたく感動したのです
(え?そこ?)
一番感動したのは
彼がこのコンクールを自分の集大成などとは考えておらず
どこまで自分はやれるのか
と日々挑戦されていたことです
「弾けもしないのに」と他人に自分を卑下しながら、それでも舞台に上がる牛田さん
あえて得意な曲を封印し、超絶技巧的な曲に挑む姿は、なんて凄い人なんだと思いました。
このコンクールを成長のバネにしている
ああ、一流の人間とはこういうことか
と、才能無しの私は心を打たれたのであります
これ2018年でした
で5年弱たって
ちょっと彼のことを思い出すキッカケがありまして
「牛田さんのコンサート行ってみたい」とググったら、なんとすぐに行ける距離のホールで、一週間後にリサイタルが!
と言うわけで
行ってまいりました。
曲について云々言えるような人間ではないございませんので
「行って良かった」
という一言に尽きるのですが
牛田さん、ヒトッコトも喋られないのですね。。。
いや、それはいいのですが
(心の中で、「ピアノ界の安室ちゃん」と命名)
アンコールの3曲のタイトルくらいは教えてほしかった!
プログラムに書いてないし
インスタにも会場にも
どこにも情報無かったよ。。。!
3曲目は
ショパンか?
リストか?
あ、聴いたことあるよ!
という、
こんなヘッポコな人間もあなたのコンサートきているんだよ、王子。。。
とちょっと泣きそうになりました
いや、凄く良かったです
本当に
また王子に会いに行きたいです
#牛田智大