大河ドラマ 光る君へ「望みの先に」

今回の疑問ポイント

 

1.伊周の流罪を決めたのは一条帝が怒ったから。道長は止めようとした。え、そうなの?

 

2.謀反・反逆罪は死罪。え?

まあ、身分によってはそうなのかもしれませんが、高い身分、少なくとも伊周、隆家クラスに死罪は適用外のハズ。だから、摂関家クラスの公卿にとっては、遠流の刑が一番重い。私、間違ってる?

 

3.定子と一条くんの逢瀬を道長が手引。いやいや、そんなんないでしょ!

 

4.安倍晴明、いつまで出張るんかなあ。。。そろそろ退場してくれないか

 

5.まひろがパパ(為時)の奏上文を代筆するのなら、為時の筆跡を真似するのが常套手段ではないのか(自分の筆跡で書いたら、バレバレやん?相手が道長なのだから。それとも、わざとですか?)

 

6.伊周配流の黒幕が、実資に見えてしまうのは気の所為ですか?

道長をホワイトキャラにするとあらぬ人物がダークサイドに落ちる。

実資、可哀想に(棒読み)。きっと空の上から、「オレ、こんなことしてねー」って叫んでそうですよね。別当(長官クラス)って、現場に出入りするんですか?

 

私はどうしても、道長とまひろ(紫式部)のラブロマンスを受け入れられないのですが、どうやら「道長が、心から愛したのはまひろ(だけ)」という、少女漫画路線が今回の脚本の真中心だそうです

大石静へのインタビュー記事で知った)

 

んー。。。

 

んー。。。。

 

それはいいねんけど(いや、大石静紫式部に過剰に感情移入してそうで、ちょっと引く。「時の最大権力者から溺愛されるワタシ」みたいな。。。少女漫画の王道、どストトライク、ですよね?)

なんかさ、歴史的事実方面の描写がおざなりなんよ。。。はぁ。。。

 

花山院出家といい、奉射事件といい

 

そっちをさ、もっとうまく描いたら、まひろと道長ラブロマンスなんかいらないくらい盛り上がると思うんですけど。。。?

 

じゃあ、誰を主人公に持ってきたらいいのか、考えたんだけど、高畑充希さんがやっぱ上手なのよー

それに悲劇のヒロインって感じよね

検非違使が伊周邸に乗り込んだとき、定子が刀を振りかざして叫んだシーンは鬼気迫るものがありました。

定子が喉に刀を突き刺したときは、「ん?」と私は思ったのですが、戦国モノを見慣れている大河ドラマ視聴者は「自害するのか?」と一瞬ミスリードされたのではないでしょうか。

血吹雪のシーンが続くのか?と思いきや、髪が一束パサリと落ちただけ、という。。。

これまでのハナシで、「髪を切る」というのが、平安貴族にとってどれだけショッキングな出来事なのか、すっ飛ばしてきたので(描いてなかったよね?)、イマイチこのシーンの衝撃さが伝わらない。。。

だから、そういうところをもっと描けよ、といいたい

 

ハナシを戻そうか

とはいえ、大河ドラマで1年もやるには定子の人生は短すぎる。。。

 

では、

彰子ではどうでしょうか?

彰子ちゃんが、入内するのは2クール終盤で、めきめき輝くのは第3クール中盤くらい、ってのでどうかな?

 

というか、前半は定子で、後半は彰子

っていうので、どうでしょうか?

 

〈笑っていいのかどうなのか、

もうシュール過ぎて苦笑するしかなかったポイント〉

検非違使が伊周邸に乗り込む日、ききょう(清少納言)とまひろが身分をやつして、伊周邸に忍込み、定子が髪を切るところを目撃する、というところ。

身分をやつした格好はともかく、両手に葉っぱの茂った木の枝を両手に持って(カモフラージュ?)、忍び込みます。

 

もう、その姿はドリフのコント、そのもの

 

めちゃくちゃシリアスな盛り上がりを見せるシーンで、主人公がまさかのドリフのコント。。

 

高畑充希さんの渾身の演技をぶち壊すほどのインパクトでしたね

 

史実的には定子は車の中で髪を切るのですが、まあ、絵面的には、今回の描写はしょうがない

 

でも、コントは許せん

許すまじ

大事なシーンがぶち壊しよ!

 

枝はいらん!

 

追記.:

哀愁漂う為時パパが、最近はなんだか見ていて可愛いです。

年々枯れていく為時パパに対して、元気ハツラツな中年ダンディ宣孝さん(まひろの未来の夫。結婚するんだよね?)

佐々木蔵之介さん、素敵ですよね。

個人的には、漫画「神作家紫式部のありえない日々」で香子(紫式部)が、宣孝(亡くなった夫)を「私の永遠の推し」という恋する姿が好きでした。

そして、その漫画では、道長は完全に倫子さんの尻にしかれていました。

でも、そっちの設定のほうが私は好きだ。。。

 

#光る君へ