大河ドラマ 光る君へ「一帝二后」

前からずっと思ってたけど

このドラマって重要なシーンをアッサリと描くよね?

 

定子の死があんなにサッパリとやり過ごされるとは思わなかった

 

定子には辞世の歌も3首あったけど、

夜もすがら、しか取り上げないのか。。。

みたいな

 

露のほうは、一条天皇の辞世の歌とリンクしていて(道長はそう思ってないようですが、行成はそう解釈していた、と思っているが違う?)

ドラマとして盛り上がって面白いのはそっちなのになあ、とか

 

伊周と隆家が今回は座って鳴弓してたのは(前は立ってたのに)、なんでだろう〜

とか

彰子の立后の儀で一条帝が禁色着てるよ!

て思ったらクローズアップもなく、サラッと画像が流されてて、

なんか泣けてくるっていうか

金と時間と労力があっという間に消えていく虚しさったらありません

 

もうちょっとさ

なんとかならんのかな

 

かと思ったら

道長の夢にまひろが出てくるとか

 

いらんやろ。。。

 

この回はまひろの出番があまりないので、無理やり作った感あるのは気の所為か

看病してた明子さんが、可愛そうでなりませぬ。6人も子供いるのに(ドラマではまだ4人だったな。この明子さんはあんまり好みではないが、いくらなんでも、ドラマの中でも扱いがヒドイよね。「神作家紫式部のありえない日々」の明子さんは、ある意味思考がぶっ飛んでて(実の兄から「お前の言ってることは全くわかならないが」と言われる。私もわからんが)、振り切ったキャラがいい味出してる)

 

病気が平癒して土御門に帰った道長が、なぜか庭から寝殿に上がるのですが、この時、従者に傘を掲げられての登場だったんです(妻、女房、子供が雁首揃えてお出迎え。ちと怖い)

 

さいとうちほ氏の「とりかえ·ばや」でも沙羅ちゃんはよく行列組んで歩いてるとき、傘を差し掛けられてました

 

公卿が傘を差し掛けられて歩くシチュエーションってどういう場合なのか気になった次第です。

 

あと、このドラマで定子と清少納言の絆というものにやたらフォーカスしてて、若干気持ち悪いんですが、私は定子という人は、仕えた人の多くの人に「この方のためなら」と思わせる、なにかがあった魅力的な方なのではないかと思っています。

そこをもっと描いてほしかったのですが、後半は清少納言と定子だけの関係に絞られてて、ちょっと違和感がありました。

 

「なまみこ物語」で、定子が二人目の出産の際に内裏を退出する際に、一条帝が

「また、離れ離れになるの!?そんなのボク耐えらんない!内裏で産めばいいじゃないか!」と駄々をこねるシーンがあって、

オバさんな私は「キャッワういな〜♥」

と思ってたけど、ドラマではそんなシーンなかったな〜(ショボーン

 

駄々こねる一条くんをなだめる定子ちゃんも良かったのに。。。

 

一条君と定子ちゃんが見られなくなるのかと思うと悲しいです。

でも、美男美女で良かったです