氷室冴子さんの命日は6月6日
没後15年、NHK北海道 制作
「氷室冴子をリレーする」
放送は北海道局のみですが、放送後1週間はネット配信(NHKプラス)で見られます。
またネットの特集には、インタビュー記事が掲載されていて、こちらも必読です!
私も番組をスマホで拝聴しました
いや〜、いい時代だね!
昔だったら見たいのに見れなくて、歯ぎしりしてるよ!
娘の制服の棒タイのスナップが取れたので(買って全部すぐ取れた。仕事が雑ですよ!制服やさん!)、それを縫い付けながら見ました。
見ながら涙が止まらんかった。。。
社会的最弱者、少女へのあたたかい眼差しと、一緒に生きていこうと励まし続けた氷室冴子さん
(偉そうに書いているが、私が読んだのはジャパネスク、ざ·ちぇんじ!、月の輝く夜に、エッセイ数冊、くらいだ。「海がきこえる」はアニメージュを連載リアルタイムで購入していたのに、真面目に読んでなかった。近藤勝也さんも、氷室冴子さんも好きなのに、読めなかったのは、あの「アンニュイ」な雰囲気が苦手だからだ。氷室冴子さんのプロットで「海がきこえる」は、「紡木たく氏の漫画のイメージ」と書かれていて、めちゃ納得した。私、紡木たく氏の漫画「ホットロード」の世界が全く理解できない人間なんです! ←威張ってどうする。。。)
氷室冴子さんは、強そうに見えるけれど、すぐ泣いてしまう弱さも持った素敵な方だったんだなあ、と。
藤田和子さんは、同じ立場から氷室冴子さんを見ているので、変に神格化して氷室冴子さんを見ていなくて、「馬力あるエンジンを積んでるんだけど、すぐ壊れる」という表現してらして、とても人間的な表現でこちらも素敵だった。
氷室冴子さんが少女小説にこだわった理由やエッセイ「いっぱしの女」などを書かれた背景と、「アダム・スミスの夕食をつくったのは誰か」を合わせて読むと、この社会的問題が、決して日本だけのものではないことがわかるはず。
私は、「アダム・スミスの夕食をつくったのは誰か」を読んで、氷室冴子さんが挑んでいた問題について、ズドーンと身に知らされた。
氷室冴子さんの墓碑「倶会一処」も、彼女らしくて素敵だ。
偶然なのでしょうけれど、不思議な感じがしますね
# 氷室冴子